ホリスティック豆知識Blog
2017年12月01日(金)
犬猫のストレスケアのプロになろう
ホリスティックケアとは
「全体的」なケア、視点の広いケア。
だから、「身体」だけでなく
「心」の健康にも気を配ることが
大きな特徴の1つです。
心の健康に大きく関わるのが
「ストレス」ですが、
ストレスというと思いつくのが
◎分離不安
◎吠え
◎身体や家具を噛んだり舐めたりする
といった、「気になる行動」
ではないでしょうか?
これらはあくまで
「ストレスを感じた時に
発するサイン」。
実はこのとき、体内では
様々なことが起こっています。
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ストレスの身体への影響って?
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ストレスは、自律神経・内分泌系に
影響を与えます。
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◎自律神経
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自律神経は、息をしたり
身体に血を巡らせたり、
自分の意志と関係なく働く神経系。
そのうち交感神経は
緊張や興奮に関わっていて、
逆に副交感神経は
リラックス・休息に関わっています。
この2つは、
「一方が働けばもう一方が抑制される」
という形でバランスをとっています。
ところが、ストレスが長く続くと…
そのバランスが崩れて悪影響が!
◆自律神経失調症
◆心身症
◆神経症
といった症状が現れてしまいます。
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◎内分泌系
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内分泌系は、ホルモンの分泌に
関わっている部分。
人も犬猫もストレスを感じると
神経伝達物質が分泌され、
身体の代謝を円滑にします。
中でも重要なのが、
ストレスから身体を守る
働きをしているホルモン。
ところがストレスが強すぎたり
長引いたりすると…
ホルモン分泌に悪影響が!
ホルモンを分泌し続けてしまい、
ついには分泌機能が働かなく
なってしまうことも。
そうなると、
◆内臓のトラブル
◆攻撃的な性格
◆免疫機能が乱れてアレルギーに
など、さまざまな病気が
起こってしまうんです。
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ストレスサインを見抜こう
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言葉を話さない犬や猫の
ストレスケアは、私たち人が
「ストレスを感じている時のサイン」
を知って見逃さないこと、
原因への対策を行うことが大切なんです。
オーナー様(飼い主)に
あなたが気づいたストレスサインと
対策アドバイスが
できるようになりませんか?