ペットのお仕事に必須。「動物に対する大切な視点」とは？

このブログをご覧いただいている方の中には

■ペット関係の仕事をしている方
■将来ペットのお仕事をしたい方

がたくさんいらっしゃると思います。

ペット業界には色んなお仕事がありますが、どんな仕事においても心がけていただきたいのが
「犬や猫に対してどう向き合うかを考える」ということです。

「人が動物とどう関わるべきか」を考えることは、動物の幸せについて考えること。
ペット業界に携わる人にとってはプロとしての姿勢に関わる大切なテーマです。

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動物に対する3つの立場と考え方
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動物に対してはいろんな考え方や立場がありますが、日本では大きく3つに分けられます。

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【1．動物愛護】
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自分の感性を基準に、擬人的・感覚的に動物をかわいがったり思いやったりすること。

感性や感情によるものなので個人差があり、また日本では「動物を守ること」＝「動物愛護」と
ひとくくりにされる場合もあり、それによる弊害も生まれています。

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【2．動物の権利】
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人間以外の動物にも人と同様の権利を認めようというもので、動物の利用そのものを否定する考え方です。

例えば

・他の動物を食べること
・動物実験
・動物園での野生動物の飼育
・コンパニオンアニマルの飼育

などを認めないというものです。

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【3. 動物の福祉】
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人間による動物の利用を認めつつ、その利用をできるだけ最小限にとどめ、
動物に苦痛やストレスを極力与えないよう配慮しようとする考え方です。

動物の幸せを感情ではなく科学的にとらえて、飼育環境を整えることで
「動物の立場からみた幸福な暮らし」を実現するというものです。

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大切なのは考え続けること
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これらは、どれが正しくてどれが間違っているというという判断はできません。

ですが、ペット業界に携わるならばこの答えはプロとして常に問い続けより良い答えを求め続ける必要があります。

そのために大切なのは、この3つ。
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◎動物を知ること
◎動物に敬意を払うこと
◎動物の立場に立って考えること
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動物についての多くの決定は私たち人間にゆだねられています。

世の中にはさまざまな考えや立場がありますが、動物のプロとしてふるまう場合は
人の立場や目線からではなく、動物の立場や目線から考える必要があるのです。

（ライター：講座事務局　草田）