ホリスティック豆知識Blog
2017年06月23日(金)
自然派シャンプー、成分の正体を知ろう
これからの季節、どんどん気温が上がっていきますね。
特に犬は、全身がべたついたり、皮膚トラブルが気になりやすかったりする時期なので、
シャンプーなどのボディケア用品を購入するオーナー様(飼い主)も多いかと思います。
ところでみなさんは、ボディケア用品に含まれる成分の知識、どれくらいお持ちでしょうか?
「天然成分だけで出来ている」というものだったら、だいたい何でもOKとなってしまっていませんか?
ラベルに書かれている商品特徴だけで判断するのではなく、できればきちんと知識をもって
お客様におすすめしたり、選んだりできるようになりたいですよね。
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◆ラベルに書かれた成分をチェック
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例えばこちら。とあるシャンプーの成分表です。
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<素材>
ひまわり油、天然ビタミンE、天然ハーブエキス(ローズマリー、ラベンダー、ユーカリ、
セージ、カモミール、タイム)、その他天然植物成分(カリウム、ヒノキチオール、エタノール)
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たくさん植物の名前が書かれていますがそれぞれどんな特徴があるのでしょうか?
実は1つの植物には非常に多くの天然の化学成分が含まれていて、それぞれの成分ごとに働きも異なります。
また葉・根・実・花など、植物の部位によっても含まれる成分は異なります。
たとえば「カモミール」。
ジャーマンカモミールの場合、花に含まれる成分は、抗けいれん作用、抗炎症作用、
鎮痛作用、抗菌作用、健胃作用などを期待できる化学成分を含んでいます。
また、「ハーブエキス」はハーブの成分を抽出したものですが抽出方法はさまざま。
抽出する際につかう溶剤としては、アルコール、グリセリン、水やお湯、オイルなどさまざまなものが
あります。また、それぞれに溶け出す成分が異なるので、抽出できる成分にも違いがあります。
ラベルにそこまで詳しく書かれている商品は少ないですが、製品の裏側にある情報を知っていることで
商品は選びやすくなりますし、おすすめする際にも説得力が出てきます。
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ホリスティックケア・
カウンセラー養成講座では、
◆ハーブ
◆アロマテラピー
の2カリキュラムを通じて、
◎各植物が持つ天然成分の内容・抽出部位
◎各成分の働きと注意点
◎犬猫の健康への役立て方
◎上質なハーブや精油の入手方法
などを詳しく学べます。
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