ホリスティック豆知識Blog
2019年11月12日(火)
最年少ホリスティックケア・カウンセラー誕生!
2019年9月、若干11歳の女の子がホリスティックケア・カウンセラーの資格を取得しました!
取得までの背景には、本人の「夢」をめぐってさまざまなストーリーが。ぜひ、ご一読くださいね。
スタートは保護犬を迎えたいという気持ち
今年の5月、事務局に1通のメールが届きました。
「現在小学生(11歳)ですが、受講する事は可能ですか?」と、広島在住の杏実さんのお母様からのメールでした。
当講座は、年齢制限を設けていないので、受講は可能です。しかし、テキストの言葉や内容が小学生には難しいかもしれないので、それを前提に検討してくださいと回答しました。
数日後、お母様より、以下のようなメールが来て、その数日後、お嬢様のお名前で申込がありました。
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娘は念願だった保護犬のオーナーになるべく4年生の時に『ペットオーナー検定 』を受験し無事合格、昨年4月に動物愛護センターから家族に迎えた愛犬のためにも、もっと色んな事が知りたいと常々言っていました。
私や夫は殆どタッチしていなかったため、娘ほどの知識が無いのでサポート出来るかどうかわかりませんが…
娘と相談し決めたいと思います。
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おそらく、至上最年少の受講生誕生です!
『ホリスティック』という言葉は大人でも難しいのに、なぜ小学生の彼女が当講座に興味を持ったのか?申込みのお礼を述べる際に、ご本人にお聞きしたところ、以下のようなお返事をいただきました。
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愛犬との生活の中で手作りの食事やグルーミングについてもっと知りたいと思ったのがきっかけです。
愛犬のごはんのレシピを調べていてこの講座を知りました。
年齢に関係なく受けられると知って、絶対やりたいと思いました。
ペットオーナー検定はずっと保護犬を引き取りたくて、自分で勉強してきた犬の知識を試すのと、ちゃんと責任が持てるのかと言う家族を説得するために受けました。
検定のテキストは難しい言葉もありましたが、犬やペットについて知らないことを知るのは楽しいかったです。
私は今、自分の目標のために中学受験の勉強も頑張っています。
その合間にこの講座のテキストも見ています。なので少し時間がかかるかもしれませんが、好きなことを知るのは楽しくて息抜きにもなります!
けれど、二章の元素やカルボキシル基、アミノ基、脂肪酸などは習ったことがないので自分では少し難しいです。
でも自分のペースでがんばりたいです。
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犬への思い、愛する何かのために、自分のできることをやってあげたい、そのために、勉強したい。その気持ちは年齢なんて関係ないんですね。彼女はこの後も、学校の勉強はもちろん、ホリスティックケア・カウンセラーの勉強もコツコツと進めていきました。
犬コトキッズイベントに参加して
年齢で区切るわけではありませんが、11歳でこのように考え、行動に移している彼女に感動し、このご縁を大切にしたいという想いが私たちには芽生えました。そこで、毎年夏休みに開催している【犬コトキッズセミナー】の運営スタッフとして、参加することを提案したところ、快く受けていただきました。
イベント当日は慣れない土地で、初めての人と、初めてのことにチャレンジし、緊張の連続だったと思いますが、しっかり運営スタッフとして活躍してくれました。後日、その経験をご自身が通う小学校の学級新聞にし、それを送ってくださったので、皆さんにもご紹介いたします。
私たちがコメントを入れなくても、彼女がこのイベントで何を学び、感じたかが伝える素敵な新聞ですよね。
そして今年の9月、見事に最終認定試験を合格し、至上最年少(おそらく)のホリスティックケア・カウンセラー誕生となりました。
この事から感じたこと・・・・
◎保護犬という選択肢を選択されたこと
◎犬を迎える前に、学びという準備をされたこと
◎毎日を過ごす中でさらに犬を知り、学ぶことを忘れないこと
今もまだ衝動買いのように犬と暮らし始め、犬という動物を知ることもせず、擬人化してしまっている方がいる現実。
多くの方に、彼女の行動を通して「犬と暮らすということ」はどういうことか?そして、動物を通して学ぶことの素晴らしさを知っていただきたいと強く思いました。
彼女に負けないよう、私たち大人ができることをこれからもやっていきたいと思います。
掲載内容、新聞はご本人の了承を得て掲載させていただいております。
改めてこの場を借りて御礼を申し上げます。ありがとうございました。