ホリスティック豆知識Blog
2018年04月21日(土)
植物のチカラ
美しかった桜。今はもう散ってしまいましたが、木々からひょっこりと緑の小さな葉っぱが顔をだす「葉桜」も樹の活力を感じることができ、私は大好きです。
植物が身の回りにあると元気が出たり、やる気が出たりすることがあります。
そんな植物には、不思議なチカラを感じます。
そんな植物のチカラを生かしたケアは、たくさんあります。なかでもアロマテラピー、ハーブ(薬草)については一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
植物には、数百とも言われる化学成分が含まれています。
それらの化学成分には、私たちだけでなく犬や猫にとっても有用なものが数多くあり、それらを正しく使うことで身体にとって有益な効果を得ることができるのです。
例えば、ケーキやパフェなどの上に載っているミントというハーブは、単なる飾りなのでしょうか。
ミントは種類が多く、ペパーミントのほかにもスペアミントやアップルミントなど100種類以上あるといわれています。
種類によって作用に違いがありますが、多くのミントには「消化促進作用」「健胃作用」があります。
ケーキやパフェを食べた後の消化を助けるためにちょこんと飾られているのです。
また、アロマテラピーでも、使用する多くの精油は植物を材料としています。
植物が持つチカラは、犬や猫に対してどのように利用することができるのでしょうか。
【ハーブ】
・食べものとして:生のまま食べさせたり、ドライハーブは細かくしてふりかけのようにフードにかけて食べさせる。
・飲みものとして:ハーブティーにして飲ませる。
・ リンスとして:冷ましたハーブティーを被毛にかける。
【アロマテラピー】(犬のみ)
・香りを楽しむ:ディフューザーで芳香浴する。
・スキンケアとして:ブラッシングやマッサージを行うときに被毛にスプレーする。
食べたり飲んだりするだけでなく、皮膚へのケアや香りを楽しむということもできるのですね。
やはり植物はすごい!
ちなみに、我が家でかかせないハーブは「フェンネル」。
パートナーが季節の変わり目にお腹の調子が悪くなった時、フェンネルシードを数粒食べさせます。
普段は見向きもしない犬たちも、この時とばかりに食べてくれます。犬も身体にとって今、何が必要であるかがわかっているのでしょう。
最後に。
植物には多くの化学成分が含まれています。犬や猫が食べるからと無造作に与えてしまうと、思いもよらないことになる場合があります。一定の知識を持ち、楽しむようにしましょう。
(ライター:みなみちかこ)