ホリスティック豆知識Blog
2018年05月13日(日)
未来のために「食べる」
「医食同源」という言葉、一度は耳にしたことがあるかと思います。
この言葉は、「病気を治すことも毎日の食事も、共に健康を維持するためにはなくてはならない」という意味です。「薬食同源」という言葉を元にした造語といわれており、「身体に良いものを食べて健康を保つことは、薬など必要としないほどにとても大切な意味を持つ」という考えが込められています。
つまり、食べるということは、単に空腹を満たすためのものではなく、生きていくために欠かせない生命活動のひとつだということです。
また、食べるということは、心の健康においても大切な意味をもっています。
美味しいものを楽しく食べることは、気持ちを落ち着かせたり、悩みを吹き飛ばしたりしてくれます。
皆さんもそういう経験があるのではないでしょうか。
食べることは身体を作り、健康を維持するだけでなく、心の健康までも作り出してくれるのです。
以前、私が某プロサッカーチーム専属トレーナーの方とお仕事をご一緒したとき面白いお話を伺いましたのでご紹介します。
人の骨が出来るまでにどれくらいの期間が必要だと思いますか?
A 3週間
B 3ヶ月
C 3年間
答えはCです。
人の骨は、おそよ3年かけて入れ替わるとのことです。今のあなたを動かしているその骨は、3年も前の食べ物からできているということ。3年前のあなたは、どんなものを食べていましたか。身体と心を健康にする食べ物を食べていましたか。その時々に空腹を満たすためだけの食べ物を食べていませんでしたか。
では、未来のあなたとパートナー(愛犬愛猫)のことを考えてみましょう。
3年後のあなたとパートナーが健康であるために、今、食べるべきものは何でしょうか。
幅広い視点を持つホリスティックケアは心・身体・食事、さまざまな方面のケアがありますが、中でも食事が最も重要です。なぜなら犬や猫、私たち人間の身体は、いずれも食べたものでしか作られないからです。そして、満ち足りた心も食べ物が大いに関係するのですから…
(ライター:みなみちかこ)