ホリスティック豆知識Blog
2016年01月29日(金)
愛犬・愛猫を守るために、災害への備え Part.2
みなさま、こんにちは。
HCC養成講座事務局の友広です。
また、週末に関東地方は積雪があるかもとのこと。お足元にはくれぐれもご注意くださいませ。
さて、本日は前回に引き続き災害への備えについてご紹介いたします。非常用バックの準備以外に、日頃から心がけることをまとめましたのでご参考にしていただければ幸いです。
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日頃から心がけておくこと
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(1)人の防災を考える
私たち飼い主が「災害に備えた安全な暮らしを考える」ということは、一緒に暮らす愛犬・愛猫たちの安全を考えることでもあります。
例えば建物や家具が倒れたときに、飼い主と愛犬・愛猫が生き残れるような空間ができるよう、家具の配置を考え、必要に応じて固定します。窓ガラスや食器などの飛散によるケガを防ぐには、飛散防止フィルムなどが有効です。
(2)我が家の問題点を考える
・多頭飼い
・外で猫を飼っている
・愛犬・愛猫だけで留守番をしている時間がある
など
問題点を考え、その対策を家族全員で検討しておきましょう。普段からご近所の方に声をかけ、緊急の際に様子をみてもらえるようコミュニケーションをとっておくことも大切です。
(3)避難先を考える
近隣の避難所は愛犬・愛猫と同行避難できるのかなど、地域の防災計画の確認をしておきましょう。避難所には動物が苦手な人、好きだけどアレルギーなどがあり一緒にいられない人など、さまざまな人が集まります。鳴き声や抜け毛、においなど、普段以上に周りに配慮することも大切です。
(4)愛犬・愛猫のためにできること
・クレートトレーニング
速やかに避難できるように、また避難所での生活や保護施設への一時預けなどを考え、愛犬・愛猫が自らすすんでクレートの中に入ることができるようにしておきましょう。
・食べられるものを増やす
災害時は普段愛犬・愛猫に与えている食事(指定フードや手作り食など)を用意できる保証がありません。既製フードを食べる習慣がない愛犬・愛猫は、非常時用のフードをたまに与えて慣れさせておくことも必要かもしれません。
・社会性を持たせる
人や他の動物に慣れていないと、愛犬・愛猫はもちろん飼い主や周りの人々もストレスを感じてしまいます。しつけや社会化ができていれば、避難所でも受け入れてもらいやすくなります。
・個体識別
愛犬・愛猫が迷子になったとき、どこかで保護されたらすぐに飼い主に連絡がつくよう、名札やマイクロチップなどをつけておきましょう。畜犬登録(生まれてから91日以上の犬は、生涯1回の畜犬登録が義務付けられています)の際に渡される鑑札や狂犬病予防注射済票は迷子札代わりにもなります。
・健康管理
災害時の避難生活から仮設住宅での生活まで、慣れない環境で体調を崩すのは人も動物も同じです。常日頃から健康状態に注意し、万が一の病気感染を防ぐために、狂犬病などの予防接種やノミダニの駆除など必要に応じた予防を行いましょう。
『備えあれば憂いなし』起こってから後悔しないように、しっかりと準備しましょう。
【参考サイト】
▼弊社ネットショップ GREEN DOG 大切なパートナーを守るために いざという時の備え
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