ホリスティック豆知識Blog
2025年04月20日(日)
「犬と猫の手作り食」気になるけど、一歩踏み出せない人へ
手作りごはんは、犬や猫にも多々メリットがあり、ぜひ毎日の食事の1つに取り入れてほしいもの。
ですが、「不安や手間が気になって結局できない」という方が多いのではないでしょうか。
そんなみなさんの不安とギモンにお答えします。
ペットフードに比べて栄養バランスが不安?
「手作り食を毎日与えるなら、正しい栄養学の知識と、栄養バランスの調整が必要になる。そこまでやり切れる自信がない」
その不安は多くの方が感じることと思います。
その前提に「ペットフードは、栄養バランスやカロリーについては安心」というところからきていることと思います。
ですが、実は…
総合栄養食のペットフードは、毎日同じ栄養バランスとカロリーを提供できるものの「すべての犬と猫に最適なバランス・カロリーとはいえない」のです。
なぜなら、体に入った食べ物が、そのあと体内で
◎どの程度、「消化吸収」できるか
◎どの程度、「必要な材料に作り替える」ことができるか
◎どの程度、「不要な廃棄物を出せる」か
のレベルは、1頭1頭異なるからです。この違いが体質・体調です。
そして、そのレベルは【年齢】や【環境】などによっても、変わっていきます。
つまり、「ペットフードなら栄養バランスやカロリーは◎」ではなく、「ペットフードでも手作りごはんでも、体質・体調にあわせて調整する視点」が必要なんです。
ちなみに、手作りごはんは、1食ごとにカロリーや栄養計算を行うことは、続けられないのでお勧めしていません。
犬と猫に適した栄養バランスがざっくり叶えられればOKとし、しばらく同じメニューでもいいんです。そのかわり、体調をみて、一定期間ごとに「調整」をおこなっていきます。
手間がかかるし、ペットフードを食べてくれなくなりそうで不安?
「手作り食にしようと思ったら、毎日、時間も費用もかかってしまう」
「手作り食を与えたら、おいしいものしか食べなくなる子になる」
こんな不安も、時々お伺いします。
手作り食にかかる時間や費用は、
◎まとめて作る
◎人の食事と素材を共通にする
など工夫することで、うまく続けられる方法があります。
また、
◎ペットフードを半分に減らして残りを手作りごはんにし、両方のメリットを得る
という方法もあります。
さらに、手作りごはんにはペットフードにはない長所が満載なので、断然【メリット > 不安】であるといえます。
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<手作りごはんのメリット例>
◎食材を自分で選べる安心感
◎自然に水分がとれる
◎体調体質にあわせた調整をしやすい
◎とにかくおいしいので、パートナーの笑顔にたくさん会える。だからオーナー様も楽しい!(これが続ける原動力になります^^)
◎災害時にフードを入手できなかったとき人用の食物を食べてもらえる
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いかがでしたか?
レシピ集を見ながら手作りごはんをはじめた方も、こういった不安があって続けるか迷っていることと思います。
不安をスッキリ解消できる「続けるための、手作りごはんの基礎知識」を持っておくと安心ですね。
ホリスティックケア・カウンセラー養成講座では、犬と猫の手作り食について
・食材選び
・分量の決め方
・調理の方法
をしっかり学べ、いちからレシピを組み立てられるようになる知識を学べます。
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