ホリスティック豆知識Blog
2022年10月17日(月)
ホリスティックケアで愛犬の車酔い対策 『おでかけ直前マッサージ』
厳しい残暑が過ぎ、少しずつ秋を感じる気候になってきましたね。
気分転換に、「愛犬と一緒にドライブに行きたい」と計画中の方も多いのではないでしょうか。
ただ、愛犬を車に乗せたら、
・そわそわと落ち着きがなくなる
・大量のヨダレが出る
・あくびが増える
・震える
・鳴いたり、吠えたりする
・嘔吐する
・翌日下痢をする
などの症状が現れた、という経験をした方は多いのではないでしょうか。
これらは一般的に「車酔い・乗り物酔い」といわれている症状です。
犬の車酔い対策として、
・こまめに休憩する
・楽しいところに行けるという経験をさせる
・普段から車に乗せて慣れさせる
・動物病院で酔い止め薬を処方してもらう
・出発前の飲食は控える
などが挙げられますが、実はマッサージも効果的ということはあまり知られていないようです。
おすすめのマッサージを3つ紹介します。
車酔い対策マッサージ
※車に乗る30分~1時間前に行ってあげてください。
① 中指と人差し指の腹を使って、へその周りに円を描くようになでるマッサージを10-20回行います。
② 5 本の指先、もしくは親指と人差し指を使って、各肉球をやさしく揉むマッサージを10-20 回行います。
③ 首から尻尾に向かって、背中の皮膚をやさしくひっぱるマッサージを10-20 回行います。
さらに引っ張った皮膚を左右の手で互い違いにひねるマッサージも10-20 回行います。
はじめてマッサージされる犬の場合、驚いて嫌がることがあります。そんな時は無理強いせずに、動物が受け入れる範囲で行うようにしましょう。
また車に乗る前だけマッサージをする習慣を作ってしまうと、マッサージ自体が嫌いになってしまうことが考えられます。普段から、「人に触れられることは心地よいこと」だということも経験させてあげてください。
車酔い対策には、他にも内関、中脘、足三里のツボがお勧めです。ホリスティックケア・カウンセラー養成講座では、テキストと動画教材を使って、ペットマッサージを繰り返し学ぶことができます。
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