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2020年11月05日(木)

豆知識

愛犬愛猫に、ダイエットが必要かどうかを知る方法

近年、肥満の犬猫が増加しています。肥満は、心臓病や関節疾患など様々な健康障害の引き金になるため注意が必要ですが、パートナー(愛犬・愛猫)が肥満、または肥満予備軍であることに気づいていないオーナー(飼い主)さんは、意外なほど多くいらっしゃいます。

毎日そばにいる分、気づきにくいパートナーの体の変化。
どうすれば客観的に判断することができるんでしょうか?

 

ボディー・コンディション・スコアと比べてみよう

肥満の度合いを知る目安の1つには、ボディー・コンディション・スコア(BCS)という評価方法があります。「見た目」と「触った感じ」を5段階または9段階で評価する指標です。

ボディー・コンディション・スコアは、肥満の判断だけでなく、栄養状態の把握、つまり今の食事内容が適切かどうかを判断することにもつながっています。

人と同様に、消費するエネルギーを上回るエネルギー(食事)を与えた場合は犬も猫も太りますし、不足する場合は痩せていきます。エネルギーの過不足は、体型の問題だけではなく、健康にも影響が出てきます。適切な健康管理ができているかどうかを見極めるための指標の1つがボディー・コンディション・スコアなのです。

 

 

【チェック方法】

上記の表を参考に、横側から見た状態と背中から見た腰のくびれの状態、そして肋骨についた脂肪の厚みを指や手の平で触ってチェックします。
最近は、動物病院やペットショップでもボディー・コンディション・スコア(BCS)の指標が模型として展示されているところがありますので、気になる方は、参考に触ってみると良いでしょう。


そして「少し太り気味かも」と気になったら、食事内容と運動の見直しを行いましょう。特に肥満の最も大きな原因は「おやつの与えすぎ」です。肥満が気になる場合のおやつは全体のエネルギー量の10%程度にとどまるように量を調整することを心がけてください。

 



ホリスティックケア・カウンセラー養成講座では、1日に必要なエネルギーの計算方法、ペットフードを主食とする場合の給与量の計算、肥満のパートナーのためのマッサージなど、様々な分野のホリスティックケアが学べます。

 

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