2017年3月 1日
あなたの困ったこと、実は楽しいこと
こんにちは!HCC養成講座の友広です。
うちの○○ちゃん、お利口で待ってるかななんて思いながら
家に帰ると、トイレとは違う場所にそそうが!
愛おしい気持ちはどこへやら。
どっと疲れが出てしまったなんてことはありませんか?
ついつい、イライラ。
今、怒っても仕方がないとわかっていても
「こらっ!」と言いたくなりますよね。
そんなことが続くと、楽しいはずの愛犬との暮らしがだんだん苦痛になってくる...
こんなはずじゃなかったのにと思ってしまったら、飼い主さん自身も辛いですし、愛犬・愛猫も辛くなってしまいます。
でも、ちょっと視点を変えるだけで、不思議と気持ちが楽になるんです。
あなたの"困っていること"も"楽しいこと"に変わるかもしれません。
これこそが当講座が大切にしている「ホリスティック(=全体的)」な視点です。
とはいっても、どうやって?と思われますよね。
そこで、愛犬・愛猫の"困った"も含めて、彼らとの暮らしを楽しんでいる、そんな方々のお話を3回に分けてお届けいたします。
第1回目の本日は、おふたりのエピソードをご紹介!(^^)!
同じような経験をされた方もいらっしゃるのでは?!
ぜひご覧くださいね。
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【犬も十犬十色】
小室 綾子さん
我が家に来て半年が経つオリオン(トイプードル1歳・オス)は散歩が苦手。
落ち着きが無く、まるで"犬ゾリ競争"のような勢いで引っ張ります。
「NO!」と、私が後ろに引くと、負けじと更に引っ張り、いつもその繰り返しです。
先住犬はとくにしつけに苦労したことも無く、初めてのことで戸惑いました。だんだんと散歩が憂鬱になっていき、オリオンもそれを感じたのか、
家の中で破壊行動をし始めました。
そんな時ふと、「オリオンはどんな気持ちなんだろう」と行動の理由を考えてみることにしました。
家に来た時はすでに生後8ヶ月が経つ頃。
でもトイレトレーニングも、散歩も、お留守番も、すべて初めてだったことを改めて思い出しました。
「そうだよね、初めてのことは不安だよね。」と...。
それからは、オリオンの行動をよく観察して、理由を考えるようにしました。
するとオリオンは、愛情を感じ取るごとに不安から開放され、落ち着きを取り戻すことで耳を傾けてくれるようになりました。
犬も十犬十色。
基本的な習性は同じでも、生い立ちや事情、性格や癖があることを実感しました。
散歩の練習は継続中ですが、毎日たくさん目を見て褒めてなでて、コミュニケーションの時間を増やした今、声をかけるとしっかり私を見てくれるようになってきました。
これは私たちにとって大きな進歩です。
オリオンの成長は自分の成長でもある、そう思っています。
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【ちょっとの工夫で毎日が楽しく】
岡村 真弓さん
我が家のソル(猫・2歳オス)が1歳を過ぎたある日、壁の電気スイッチカバーが外れているのを発見。
どうやら「カバーを爪でカリカリして壁から外す」という新しい遊び(?)を発見してしまったようなのです。
電気スイッチだけでなくコンセントにも興味を持ち始め、見つけるたびにカリカリ。
感電すると危険なのでコンセントカバーをつけてみましたが、今度はそのカバーが気になってカリカリ。壁に出っ張りがあると気になるみたい...。
これまで無関心だったものに急に興味を持ち始めるのはよくあることなのですが、これには困りました。
まずは安全第一、ソルが届く位置にあるスイッチやコンセントはすべて、段ボールやブックスタンドなどを置いて隠してみましたが、これが人間にとってはちょっと不便。
考えた結果、段ボールに穴をあけて開閉式の小窓を作りました。
これで毎回段ボールを動かさなくてもコンセントが使えるように!
少しでも高いところに上りたいソルは段ボールの上り下りを楽しみ、コンセントのことはすっかり忘れている様子。
DIYなんて格好いいものではなく本当に工作レベルなのですが、「工夫することを楽しむ」と毎日の生活も楽しくなります。
「物は考えよう」とはよく言ったものですね。人も猫も快適に暮らせるように、これからもいろんな工夫を楽しみたいと思います。
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愛犬・愛猫の"困った"をこんな風に楽しめたら、素敵ですよね。
飼い主さん自身が笑顔で過ごしていると、愛犬・愛猫も笑顔になります。
愛犬・愛猫が笑顔になると、飼い主さんも幸せになります。
当講座はそんな素敵なサイクルが生まれるように「学び」というかたちでサポートしたいと考えています。
知識があると小さなことに振り回されなくなり、犬・愛猫を正しく理解できるようになります。
「ホリスティックケア」で愛犬・愛猫と飼い主さんが笑顔になることを願っています。
次回エピソードも楽しみにしてくださいね!
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ホリスティック