2016年5月25日
アロマ「香りのストーリー」
こんにちは!HCC養成講座事務局の南です。
前号のアロマ芳香ジェルはいかがでしたか?
今日は、香りを組み立てる際に役立つ「香りのストーリー」についてご紹介します。
まずはエッセンシャルオイル(精油)についてです。
現在のところハーブと呼ばれる約3,500種の植物の中で約200種類から採取されています。
約200種も精油があるなんてちょっと驚きです。
そしてそれらの精油には揮発する(空気中に拡散する)スピードの違いから3つの「香りのノート」に分けられます。
香りが持続する時間は
トップノート・・・2~3時間(精油により数分のものもある)
ミドルノート・・・3~4時間
ベースノート・・・5~6時間(精油により2~3日のものもある)
この揮発スピードの差を利用して「香りのストーリー」を作り、時間差で香りを楽しむ方法もあります。
初対面でパッと印象をつけたい香り(イメージ)をトップノートの精油から選びます。
次に時間が過ぎても印象に残したい香り(イメージ)をベースノートから選ぶという具合で数種類をブレンドしています。
前号でご紹介したブレンドはペパーミントとシダー。
ではブレンドのストーリーの種明かしをしてみましょう。
ペパーミントはトップノートの精油で、瓶のふたをあけてすぐから飛び出す「さわやかな香り」。
シダーはベースノートの精油で、じっくり香る「ウッディな香り」。
これらを組み合わせ、風が動くとお部屋にペパーミントの「さわやかな香り」がひろがり、そのあと「ウッディな香り」が香る。
まるで深い木々の中に居るような香りをイメージして組み立てました。
講座テキストに記載しているおすすめブレンドをご紹介します。
・ラベンダー(トップノート)
・マージョラム(ミドルノート)
・ローズウッド(ミドルノート)
私がおすすめするブレンドはこちら
・ユーカリ・ラディアタ(トップノート)
・サイプレス(ミドルノート)
・サンダルウッド(ベースノート)
香りに対する感じ方は、心や身体のバランスにより日々違います。
毎日変わる心と身体の変化をアロマテラピーを通して感じてみるのもいいですね。
当講座テキストには愛犬と楽しむアロマテラピーについて記載しています。
香りがもたらす心と体への作用について楽しみながらお勉強することができます。
【注意点】
※当講座では、基本的に猫にはアロマテラピーをお勧めしていませんのでご注意ください。
※アロマ作品は、愛犬や小さなお子様の手の届かない所に置いてください。
※香りが苦手な愛犬もいます。愛犬の様子をよくみていただき、必要な場合は換気などをおすすめします。
※万が一の場合は、医師による診察をうけてください。
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アロマテラピー