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2022年02月21日(月)
受講生の体験レポート『ホリチャレ』をご紹介(2022年1月掲載分)
当講座では、ホリスティックケアを実際に行い、レポートにまとめる課題「ホリチャレ」を受講生に提出していただいています。受講生専用ページに掲載させていただいた実際のレポートをご紹介します。
「ホリスティックケアを、どんな風に生活に取り入れているの?」「ケアを行ってみて、どんな気づきがあった?」などをご参考いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。
ホリチャレ 2022年1月掲載分
(掲載承諾を頂いた方のみ)
テーマ:ペットフード
出題:ご自身のパートナー(もしくは知人のパートナー)にあなたが与えたい(薦めたい)と考えるペットフードを1つ挙げ、以下の項目沿って調べたことや考えたことをまとめてください。
受講生:さとう 様
【レポート内容】
1)選んだペットフードのブランド名と商品名
WIHT GREEN DOG Yum Yum Yum!チキン ドライタイプ
2)「原材料の質」について、原材料表記やメーカーが公表している情報をもとに、気づいたことやあなたが「良 い」と判断した点
ヒューマングレードで、添加物が無く、消化の良いものを使用しているところ。
タンパク質が控えめだが、運動量によってタンパク質のトッピングがアレンジできそうなところが良いと思う。
3)上記のペットフードをお勧めしたいパートナーの情報
犬種/猫種 トイ・プードル
年齢 1歳
体重 3kg
去勢避妊の有無 去勢済・避妊済
体型 スコア3:理想体重
4)上記のパートナーに推奨する1日あたりの給与量
65g
5)選択したペットフードをお勧めしたい理由
理由① 消化が良く、タンパク質が控えめなところ。(涙やけがあり、タンパク質が多いものは涙の量が増えた事があるため)
理由② 小粒なところ。
理由③ 鰹節や昆布・しいたけ等、美味しいと感じる匂いが自然のもので工夫している所。
6)今回のホリチャレを通して得られた学びや気づき
色々なドッグフードがあり、与える側がパートナーの事を理解して、パートナーにあったものをきちんと選ぶ事が重要だと感じた。
テーマ:手作り食
出題:ご自身のパートナー(もしくは知人のパートナー)のお誕生日のお祝いやイベントなど、特別な日に作りたくなる手作り食レシピ、またはトッピングを考え、実際に作ってみましょう。
受講生:瞳乃パパ様
【レポート内容】
1)レシピのタイトル(テーマ)
冬のあったか養生ごはん
2)対象動物の情報
犬種/猫種 ミニチュアダックスフンド
年齢 15
体重 5
去勢避妊の有無 去勢済・避妊済
体型 スコア3:理想体重
3)レシピに使用する材料と分量
※5kgの犬の1日分
※画像は3食に分けた1食分
・サーモン:80g (切り身皮無しor刺身用)
・じゃがいも:30g
・かぼちゃ:20g
・小松菜:10g
・カリフラワー:15g
・玄米ビーフン:6g
・お湯:適量
・出汁
・干し椎茸:1枚
・昆布:5g程度
・乾燥黒木耳:2~3g程度
・水:100cc~
・黒すりごま:少々
4)作り方
1.鍋に水と乾物類を入れ、出汁を作っておく。
2.玄米ビーフンはミルサー等で細かくしてから、少量のお湯で戻しておく。
3.じゃがいもは皮をむき、茹でるかレンジで加熱して、マッシュポテトにする。
4.じゃがいも以外の野菜は小さく切り、1の出汁で煮る。(水の量は必要に応じて加減する)
5.野菜が柔らかくなったら、火を止めて出汁の材料を取り出す。
6.5の荒熱が取れたら、ミルサーやブレンダーでペースト状にする。
7.サーモンはフライパンやグリルで焦がさないように焼き、身を細かくほぐして骨があれば取り除く。
8.器に2、6、7を盛り付け、黒すりごまを少々振りかけて、出来上がり。
5)このレシピのポイント
冬の養生食材である黒い物(きのこ類や海藻類等)には消化しづらい物が多い為、出汁の材料として利用しました。
出汁の材料は先に取り出さず、野菜と一緒に煮ることであえて栄養素が出汁に溶け出るようにしています。
黒ごまもそのままでは消化できない為、すりごまを使用しています。
冬は飲水量が減る為、香りの良い出汁を使用することで水分補給にも役立ちます。
メインと野菜には消化に良い食材を更に消化しやすく調理している為、お腹の調子が気になるシニアの子も安心です。
消化のしやすい食事は、血糖値が急に上がる可能性がある為、血糖値の急激な上昇を抑える効果のある玄米が原料のビーフンを使用しました。
6)今回のホリチャレを通して得られた学びや気づき
「医食同源」「薬食同源」という言葉の通り、ご飯はただ空腹を満たす為のものではなく、パートナーの心身の健康を保つ為に、年齢や体調などパートナーのその時その時に合わせて見直した方が良いと感じた。「パートナーのその時に合わせる」ということは、身体面・精神面を含めパートナーを常に様々な角度から観察することに繋がり、ちょっとした異変にもすぐに気付くことができるメリットもある。
手作り食だからと言って、その一食で完璧な栄養素を摂取できるように気張らなくても良いと考えると、作り手(飼い主)としては気楽に取り組めた。その気楽さは飼い主をリラックスさせる為、出来上がるご飯も飼い主の想いが重過ぎないものに仕上がる。それらはパートナーにも当然伝わって、仔犬の頃にフードジャーニーをしていた頃とは比較にならないほど美味しそうにご飯を食べ、またその時間を待ち望むようになった。
こうした事から、例えばパートナーのご飯一つを取っても、単に犬(または猫)のご飯としての栄養価だけでなく、パートナーの「今」の状態に合っているか、与える側の飼い主も心に余裕をもっているか、という事も大切なのだと実感した。
また、中医学の食養生は、パートナーだけでなく飼い主の食生活にもそのまま取り入れられる為、パートナーともども一緒に健康になっていけるようで、つい自分の食事などは疎かになりがちな飼い主にはとても合っているように思う。季節に応じた養生食材は、その時季が旬である物も多い。旬の物は時季外れの物と比べ栄養価が高く、栽培時に使用する農薬も少なくて済むそうだ。食材選びに季節や旬を考慮することは、中医学的な養生の効果が得られるだけでなく、食材そのものの安全性や栄養価が高いという利点があることも知り、今後に活かせる非常に有意義な学習に繋がった。
テーマ:運動
出題:テキストや一部動画で学んだ「散歩」「ストレッチ」「ホームエクササイズ」で紹介されているものを1つ以上試し、パートナー(犬)の様子を観察し考察してください。
受講生:なお様
【レポート内容】
1)パートナーのプロフィール
犬種 ミックス
年齢 2歳
体重 3.2kg
体型 スコア3:理想体重
性格 好奇心旺盛、怖がり
2)選んだ運動と、どのくらい(時間)行ったか
3週間くらい。毎日5から15分程度。
3)上記を選んだ理由
普段使わない筋肉も使った方が良いと思ったから。
4)パートナーの様子(身体、心の両面)で気づいたこと
最初は、どうやるの?という反応でしたが、すぐに慣れとても楽しんでくれました。また、遊んでいない時でも家族の足の下をくぐって通り抜けたりします。
5)今回のホリチャレを通して得られた学びや気づき
こちらがどうやるのか。を明確に的確に示す事がとても重要だと感じました。明確、的確にする事で意思の疎通もスムーズになり、お互いとても楽しく取り組む事が出来ました。
テーマ:植物療法
出題:テキストで紹介されている植物療法(ハーブ・精油・芳香蒸留水)のレシピの中から1つ選び、作ってレポートしてください。
受講生:JN 様
【レポート内容】
1)パートナーのプロフィール
犬種 ミニチュアシュナウザー
年齢 12歳
体重 8.5kg
性格 甘えん坊、怖がり、人間が好き
2)選んだケアとその理由
肉球クリームを作って一カ月使用する
3)実践した感想
肉球全体の乾燥があり、特に縁の辺りはガサガサとし、硬くなっているため選びました。テキストと同じくラベンダーの精油を選びました。
他の章で学んだマッサージなどを取り入れつつ、毎日寝る前に使用しました。
においが好きなようで、近くで嗅いだり舐めようとします。
効果を感じるまでに時間はかかりましたが、徐々に肉球が柔らかく、ガサガサ感が軽減されてきました。
クリームでマッサージをしてあげると、心地が良いようで途中で横になって眠ってしまいます。
私自身も香りと愛犬の反応に癒され、心地良い気分になりました。
1か月ほどで使い切れる量なので、続けて使用していきたいと思っています。
4)今回のホリチャレを通して得られた学びや気づき
肉球ケアとして効果があったのはもちろんですが、ラベンダーの香りとマッサージによって、お互いの心も癒されてきたことが良かったです。
ケアの時間になると私の前で座り、リラックスした表情を見せてくれるようになりました。
ケアを通じて愛犬とのコミュニケーションが増え、通じ合っているような感覚を感じます。
症状だけをみるのではなく、そのケアによって心と身体にどんな良い影響があるのかを知ることで、飼い主さんやペットたちが楽しんで取り組むことができるのではないかと思いました。 自分の経験を生かして、色々な方に伝えていけるようになりたいです。
テーマ:Tタッチ
出題:テキストで紹介している11パターンのタッチの中から、パートナーが好むタッチを1つ以上実践し、その様子を観察し考察してください。
受講生:ワイワイ様
【レポート内容】
1)パートナーのプロフィール
犬種 MIX(ビションフリーゼ×トイプードル)
年齢 6ヶ月
体重 6.0kg
性格 好奇心旺盛、甘えん坊
2)選択したタッチの種類
ノアのマーチ、イヤーワーク、マウスワーク
3)上記を選んだ理由
どこを触っても嫌がらないような関係性を築きたかったため
4)実践して上手くいったことや、難しかったこと
タッチの圧の加減、速さ、次の動きの時への繋がりが難しかった。また、タッチの場所が合っているのかは疑問が残る。
5)Tタッチを受けたパートナーの様子
初めは身体を強張らせるような感じだったが、少しづつ繰り返していくうちに、身体を任せるような状態になり、次第に目を閉じ気持ち良さそうにしていた。
6)今回のホリチャレを通して得られた学びや気づき
Tタッチを日常生活に取り入れた事で、パートナーだけではなく、「パートナーと自分」や「自分自身」の状態(心、身体、環境)を観察、確認する事ができた。何かひとつ欠けた状態だとパートナーの身体は硬く感じた。
心、身体、環境がバランス良く調和する事により、パートナー、自分自身も穏やかな気持ちになる、このような状態を維持する事が自己治癒力のアップに繋がっていくと思われる。以上のことから、互いに理解し合い、信頼を築く事で、より高いQOLを得られると考察する。
テーマ:マッサージ
出題:リンパマッサージと、テキストに掲載している症状別マッサージまたは唾液腺マッサージの中から選択したマッサージを7回(7日)以上パートナーに実践し、その様子を観察し考察してください。
受講生:早原 愛美様
【レポート内容】
1)パートナーのプロフィール
犬種 MIX(マルチーズ×プードル)
年齢 3歳
体重 4.0kg
性格 怖がり、人見知り
2)選択したマッサージの種類
無駄吠え防止マッサージ
3)上記を選んだ理由
家の前の道を人が歩くだけで吠えるため
4)実践して上手くいったことや、難しかったこと
マッサージする私が探り探りだった為、嫌がり逃げ回って大変でした。
5)マッサージを受けたパートナーの様子
効果はまだよくわかりませんが、最初は逃げ回っていたパートナーも7日を超える頃には動かずマッサージをさせてくれるようになりました。
6)今回のホリチャレを通して得られた学びや気づき
マッサージはやはり、こちらが探り探りだとパートナーも不安になる様で凄く嫌がります。
なので私はぬいぐるみで練習した後、パートナーが撫でてと合図を出した時に最初は全体を撫でて徐々にリンパマッサージに移行しながら行いました。
いろんなマッサージを学びたいので、パートナーが不快な思いをしないように私自身もしっかり知識をつけてパートナーが気持ちよくなって眠ってしまうくらいの技術力を少しづつ身につけたいと思います。