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11月15日、「高齢犬のトリミング」「介護が必要な犬や猫と暮らすオーナー（飼い主）への寄り添いアドバイス」「終活の考え方」などを学べるペットエンディングケアセミナーをオンライン開催しました。

好評につき5回目となるセミナーですが、約100名様にお申込いただき大盛況！プロ向けの内容のため、受講者は主にトリマーさん、トレーナーさん、動物の医療関係従事者の方などでしたが、勉強熱心な飼い主の方も大勢いらっしゃいました。

メイン講師はトリマーとしてフェリス動物病院で活躍中の伊佐 美登里さん。高齢犬のトリミングをどんな心構えで引き受けていらっしゃるのかや、実作業での注意点、飼い主様への向き合い方、ご自身の役割をどう考えているのか、などを豊富な経験談とともに教えていただきました。

また、今回はスペシャルゲストとして犬の訪問介護・タクシーを営む尾崎一代さんを迎え、自宅で愛犬の介護を行う飼い主様をどのように支え喜んでいただいているのか、どのように信頼を獲得しているのか、などを具体的なエピソードとともに教えていただきました。

介護や終末期のケアは正解がなく、プロから飼い主様に「こうあるべき」と伝えるものでもなければ、飼い主様との関係が浅い場合は、その話題に触れること自体もハードルが高いものであるということを知りました。だからこそ、愛犬愛猫が若いうちから「高齢になったらどうなるのか」を意識していただけるコミュニケーションや、飼い主様にいざというとき頼っていただける関係づくりから大切にすべきだといいます。それゆえ、講師のお二人に共通するのは「傾聴・寄り添いの姿勢が徹底している」ということでした。

ノウハウや知識だけでなく、動物と飼い主さんとの向き合い方、自身の心の在り方などについて気づくことができる今回のセミナー。終了後のアンケートにもそのようなお声を頂戴し、伊佐さんと尾崎さんが届けたかったメッセージを受け取っていただけたのではと感じています。

今回も素晴らしいセミナーを開催させていただいたことに、心から感謝します。ありがとうございました！

修了申請を頂いた方には後日、修了証書とステッカーをお送りします。楽しみにお待ちくださいね。