ホリスティック豆知識Blog
2017年03月15日(水)
あなたの困ったこと、実は楽しいこと(最終回)
こんにちは!HCC養成講座事務局の友広です。
さて、本日は「あなたの困ったこと、実は楽しいこと」の最終回!(^^)!
▼「あなたの困ったこと、実は楽しいこと」第1回はこちら
▼「あなたの困ったこと、実は楽しいこと」第2回はこちら
愛犬・愛猫と暮らしているからこそ、気づけること・感じることがこんなにもたくさんあるんですね。
みなさんのエピソードを拝見していると、とても心が温かくなります。
やっぱり愛犬・愛猫との暮らしってステキだなと。
思わず彼らを抱きしめたい衝動にかられました^^
今回は2名の方々のエピソードをご紹介(^^)/
ぜひご一読くださいね。
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【愛犬に関わるとき、どんなときでも愛おしさが増す時間】
中山詩朱代さん
1年前にARK(※)さんからやってきた保護犬のもみじ(トイプードル メス 推定9歳)は、トイレが下手。
帰宅するとうんちがリビングに転がり、シートからオシッコがはみ出て床が汚れるという毎日です。
先日は私が見ている前で毛布の上におしっこをしました。
「おいおい」とは言いましたが、腹は立ちません。
もみじは目が悪いので、トイレ周りの床の素材をわかりやすい感触にすればいいだけのこと。
すぐにケージ前にトイレコーナーを広く作りなおしたら、毛布や布団の上で粗相をすることはなくなりました。今のところは、ですが…(笑)。
今日もきっと帰宅した私に「見て!見て!」とおしっこが上手にできたことを報告しに猛スピードで駆け寄ってくるはず。
その後すぐに床に散らかったウンチを私は拾うわけですが、それはもみじとの大切な会話の時間。
もみじに関わるときはどんなときでも、もみじへの愛しさが増す時間です。
もみじの粗相は環境見直しのタイミングを私に教えてくれている――。
今後も、もみじの年齢や体調に合わせて工夫していこうと思っています。
※ARK:Animal Refuge Kansai(認定特定非営利活動法人 アニマルレフュージ関西)
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【犬もヒトも無理なく、ハッピーに】
蓬田司さん
実家に愛犬を8ヵ月程預けていたときのこと。
共働きにも関わらず、毎朝早く起きて散歩に連れていき、ご飯をあげてくれていました。
その後、愛犬が僕とまた一緒に暮らすようになった時、愛犬のある変化に気づきました。
早朝に両脚をカリカリとして僕を起こし、吠えてごはんの催促をするようになっていたのです。
両親に話を聞くと、「早く起きてお散歩しなきゃ、ごはんをあげなきゃ!」と毎朝起こしに来る愛犬との生活にストレスを感じながら、愛犬のペースに合わせてお世話をしてくれていた様子でした。
僕との生活では、愛犬の生活リズムに合わせて時間を使うのではなく、自分の生活リズムの中に犬との時間を作るようにしました。
何時になったからお散歩、ごはん、というルールではなく、帰宅時間によって食事やお散歩の時間は異なりますし、仕事で朝のお散歩には行けないけれど、その分、夜には長めのお散歩に行く、など自分自身と愛犬にも負担がかからない範囲でバランスをとっています。
今では、早起きをすることはあっても、催促して吠えることはあまりしなくなりました。
パートナーは想像以上にみなさんをよく観察しています。
無理をしてお散歩をしたり、しかたなく遊んであげたりすることは、犬にも伝わっていると思います。
犬との毎日を楽しく過ごすために、なにより愛犬がハッピーに過ごすために、まずは自分自身の心の余裕は大切だと思っています。
犬もヒトも無理なく、がいちばんです。
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「ホリスティック」は「全体・バランス」などを意味する言葉ですが、コトバだけを聞いてもあまりピンとこないですよね。
でも、きっとみなさんもご紹介した方々のように、「ホリスティック」な視点を持って愛犬・愛猫と暮らしていらっしゃるはず^^
ほんのちょっと考え方を変えるだけ。
不思議と気持ちが楽になります。
飼い主さん自身が笑顔で過ごしていると、愛犬・愛猫も笑顔になります。
愛犬・愛猫が笑顔になると、飼い主さんも幸せになります。
当講座はそんな素敵なサイクルが生まれるように「学び」というかたちでサポートし続けます!